プロデューサーの仕事とは!?埼玉県横瀬町の「はたらクラス」で登壇をしてきました!

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芝桜で有名な秩父にいってきました。でも、芝桜を見に行くことが目的ではありません。この日(4/21)の目的は、「はたらクラス」(※1)という埼玉県横瀬町でのイベントに行くこと。D2Cdot山下さんが登壇をするということで、行ってきました。

 

はたらクラスとは

そもそも、「はたらクラス」とはなんぞや!?という方が大半だと思うので、まずはそのご説明から。「はたらクラス」というのは、

横瀬町が多様性のある生き方・働き方を”日本一”応援する町になるよう横瀬町内外の働く人が、子どもたちを中心に、キャリア教育を行うプロジェクト

です。埼玉県横瀬町の官民連携プラットフォームである「よこらぼ」の審査を通過したプロジェクトで、「MOSAS(モサーズ)」が運営をしています(※2、※3)。

講義では、毎回、「横瀬町で働く方」「横瀬町でないところで働く方」それぞれを講師としてお呼びしています。講師がどんな想いやキャリアを経て、今の仕事をしているのかについて、その悩みや楽しさを伝えることが中心となっています。子どもたち中心と謳っているものの、色々な生き方に関心を持っている人是非来てほしいということあり、実際の参加者は8割くらいが大人の方でした。

第5回目となる4/21は、町内側の講師として、横瀬町の地域おこし協力隊に所属されている石黒夢積(いしぐろむつみ)さん、そして町外側の講師として、山下さんが講義を行いました。

 

想いをばっちり行動に移す!働き方の超お手本~石黒夢積さん編~

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役場に所属し、地域おこし協力隊としての活動をされている石黒さんの講義では、受験期やピースボート参加等色んなターニングポイントでの「人生を変えた人・言葉」を軸にお話がありました。

そんな石黒さんの“仕事で大切にしていること”は、次のこと。

  • 言葉だけでなく行動する(体験してみないとわからないから)
  • 思いついたら早めの行動(次につながり、それが好循環を生むから)
  • やりたいことを常に口にする(他の人から情報を得られる可能性も?)
  • 頼まれたことはまずやってみる
  • 自分事として考える
  • 相手の時間を大切にする
  • つまらないことも、少しプラス思考へ
  • 好きなことなら敢えて仕切りを作らない

地域おこし協力隊になったのは、「たまたま!人生タイミング!色々な縁がつながって!」とのことでしたが、大切にされていることをしっかりと軸に置かれているからこその、決断だったのかなと感じました。そして何よりも、横瀬町のことが大好きなんだなということを感じました!

 

プロデューサーは全責任を取る仕事!プロデューサーが向いている人とは?~山下紘史さん編~

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石黒さんの講義に続くのは、自身の15歳のお誕生日に阪神淡路大震災を経験した山下さん。その後の経緯等もあり、「わるいやつも、いいやつも、人は簡単に死ぬ。何をやっていても死ぬ。」という人生観を19歳の時に身に着け、結果「今を生きよう」をモットーに日々向き合っているとか。確かに、毎日のように「何事も楽しめ!」と言われます。

毎日を楽しんでいる系プロデューサー山下さんの思う“プロデューサーの仕事とは”、それは“全責任を取る仕事である”と言います。そのために、必要な心構えとしては下記の3つでした。

  1. いかなることがあっても、他人やモノのせいにしない
  2. 1つのことをやるときでも、2つ3つのことを考え行動する能力を鍛える
  3. 失敗した時にどうするかを常に考える

このため、様々な才能を持った人をマネージメントしていくことが重要です。そうなると、プロデューサーにとって大切なものは「人」であり、信頼を得た人にのみ、人が集まり、事業が作られていくことになります。こうやって、事業を成功させていく職業はなかなか存在しません。

 

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凄いエンジニアじゃないから技術を知ろうとする等、全てにおいて「じゃない」からこそ吸収しようとし、それは周りに凄い人(プロ)がいるからこそ吸収しようとする。この繰り返しがあることで、どんどん人脈と地脈を築いてきたと山下さんは言います(肩書き上はプロデューサーである私は、若干というか、かなり耳が痛いw)

とはいえ、そんなプロに囲まれている中でも、プロデューサー自身が持つべき大切なことの一つは、「クライアントからの課題を引き出すこと」。そのために必要な力にファシリテーション力があります。そんなファシリテーション力を見極めるためのワークショップもその場で行いました。各チームなりの回答が上がり、盛りあがったところで質疑応答の時間に入りました。

 

こんなに手が上がるのみたことない!みんな真剣に仕事を考えてる~質疑応答編~

イベントの最後はお決まりの質疑応答タイム。正直私はどのイベントでもこの時間がくると、なんとなく恥ずかしくて手があげられないことが殆ど。そして、私だけでなくて総じて手が上がらないことも多いなあという印象でいました。

しかし、ここ横瀬町は違いました。皆さん、どんどん手があがっていき、質問が途切れないのです。すごい。 普段あまりこういう機会がないからというお声も聞きましたが、この積極性が素敵だなと思いました。

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初めて会った人に対してどう思うかという質問には、先入観を持つ/持たないでお二人のスタンスが異なるということもありました。空気が悪い時の案件やなかなか進まない・いきづまった時の案件をどう乗り越えていくのかという質問には、ポジティブなパワーに巻き込んでいく、キーマンを作る、相手をこちらの得意領域に巻き込む、行き詰ってないことにする等前向きにとらえてとにかく動かす道を模索することをお話されていました。

 

全く異なる人生のストーリーでも共通するもの

地域おこし協力隊とプロデューサー、当然ながら業務内容は全く異なります。しかし、仕事に真摯に向き合っている方は、どんな職種であれ仕事へのスタンスは似ているなと改めて思いました。石黒さんのお話で挙がった“仕事で大切にしていること”は、常日頃から上司である山下さんから言われていることと、全く同じだったからです。そういうスタンスだからこそ、「人の縁」も生まれていく、そんな気がしました。

いきなり全部は難しくとも、もっともっと意識して、これを当たり前にしよう。そう強く感じた2時間でした。

【参考】
※1 ~多様な生き方、働き方を応援する町~  横瀬町で“働く”“暮らす”を学ぶ「はたらクラス」開講!

※2  よこらぼとは

※3 MOSASとは
横瀬クリエイティビティ―・クラスで集まった横瀬町及び秩父地域出身の若手クリエイター。デザイナー、コンサルタント、家具職人、プロダクトデザイン、Web編集者など、あらゆる職業で、多様な働き方・生き方を自ら実践しており、そのメソッドを横瀬町の人々に伝えるべく、結成されたチームのこと。

※4 横瀬クリエイティビティ―・クラスとは