HCD実務者と会話するイベントへ参加した話

こんにちは。
UXデザイン室の五十嵐です。
D2C dotでは10月1日にUXデザイン室が新設されましたー!
(パチパチパチパチ)

11月18日(木)に開催された【HCD-Net認定専門家交流ラウンドテーブルイベント「人間中心設計専門家と一緒に考えてみよう」】に参加してきました。

HCD-Net認定専門家交流ラウンドテーブルイベント
「人間中心設計専門家と一緒に考えてみよう」
http://www.hcdnet.org/hcd/event/entry-973.html

■HCD-Netとは
「特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構」の通称です。
HumanCenteredDesignと呼ばれるデザインプロセス(ISO 9241-210(ISO 13407))に基づいて活動する専門家の活動を支援する団体です。
http://www.hcdnet.org/

D2C dotにも人間中心設計専門家が2名、スペシャリストが2名おり、クライアントの課題解決に向けて人間中心設計を活用しています。


このイベントは、ラウンドテーブルと呼ばれる形式で行われていました。

前半では数名の話題提供者からプレゼンテ―ションがあり、後半に話題提供者とイベントの参加者を交えた自由な意見交換がおこなわれました。イベントの参加者はテーマのいくつかのテーブルをまわり、イベントの最後に論点整理やアイディアの拡散など、共通理解の獲得に向けた議論を行ないました。

話題提供者から投げかけられたテーマ(一部)
・コンサルとしてアサインされるUXデザイナーはどこまでかかわればよいか
・HCDやUXの価値をどのように伝えるか
・UXデザイナーの組織やスキルについて

開催風景1

インハウスで人間中心設計を実践している方たちからの話題提供だったので、はじめは「事業会社に所属する立場ならではの話になるのかな」「クライアントのマーケティング課題解決に取り組んでいる私の組織にあてはまる話があるかな」など、少しそわそわしながら参加しました。

でも、話題提供者のプレゼン内容を聴くと話の根幹は「みんな明るく、まじめに、苦労しているw」感じでした。

苦労していることとして、「UXデザイナーが想定する工数をもらえない」「”UX”という取り組みに対して信頼が薄らいでいる」「組織が求める期待と結果が合わない」などがあげられました。UXの手法やプロセス、キーワードは理解されているものの、組織やプロジェクトでのUXを取り巻く環境・関係性について多く会話されていたと思います。
それぞれの乗り越え方としては「とにかく即興でもいいからアウトプットする」「相手の課題に寄り添うために可視化するためのツールをつかう」「ゴールイメージを”○%向上“と言語化する」などアウトプットすることに工夫をしていました。

「UXの価値をどうすれば伝えられるか」というラウンドテーブルでは、UXの価値を伝えるために「収益という成果」「プロセス削減によるコスト削減」といった内容が参加者に投げかけられました。議論の中では、その情報を整理するのに時間がかかってしまうという課題がありました。また、その情報を出したところで、成果を言い切れないのも悩みであると・・・。

議論の途中で時間になってしまったのですが、自分としては「UXを求められるところで発揮」「アウトプットに時間がかかる際には共通の目標を立て結果に必要な情報を出す」2点気づきがありました。


上記のような気付きを得ることで、現在私が取り組んでいる「HCD(Human Centered Design:人間中心設計)×WEB解析」の観点でも、次の活動を提案していく際のヒントを得ることができました。組織や経験年数にとらわれない今回のイベントでは、自分の課題をいつもとは異なる視点から見つめることができました。

マーケティングの活動は幅が広いので、このようなイベントには引き続き参加して、クライアントの課題解決に役立てるよう取り組んでいきます。

興味のある方がいらっしゃいましたら、是非一緒に取り組みましょう。