これからのWEBアナリストとは

これからのWEBアナリストとは

アクセス解析を担当しています
五十嵐です。
夏も終わってすっかり秋ですね。


■懐かしの仲間にあった話

先日大学時代の研究室のイベントがあり参加してきました。大学では工業デザインを専攻しプロダクトデザインを研究していました。スピーカーは3人とも卒業生で現在デザインの仕事をしている人たちです。

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スピーカーの3人のうち2人は現在もデザイナーという肩書なのですが、ユーザー行動からデザイン仕様を検討したりコーディングの技術を持っていたりとデザインの知識をベースにスキル・知見を広げて変化ながら仕事をしているのが印象的でした。わたし自身も元はプロダクトデザインに携わっておりました。その際に培った知識を活用し現在はWEBマーケティング業界でアクセス解析を担当しています。

弊社では商品を紹介するブランドサイトの制作・運用や商品を知ってもらうWEBキャンペーンの企画から制作、各種SNSの運用企画・制作をワンストップで実施しています。私が担当しているアクセス解析は上記のような制作・運用と一緒になってユーザー行動に基づくPDCA運用をするために解析の設計やレポーティングを実施しています。


■こんな場面で知識の応用が生かせています

PDCA運用において「クリエイティブ評価×アクセス解析」はバナークリエイティブの時代から存在していますが、今も変わらず必要な要素と感じています。特にSNSによる企業アカウント分析を実施していると利用者からの反応やアカウントからの離脱率などが非常に注目され報告会でも欠かせない指標です。SNSで配信するクリティブの企画・デザインについても分析の範囲としてほしいと依頼をされることがあります。例えばどのような見せ方をすると自社のSNSアカウント閲覧者に効果的に情報を届けることができるか(投稿の企画の面白さ)、動画と静止画ではどのように効果が変わってくるか(投稿の種類への反応の違い)などです。

サイトではアクセス解析ツールを導入すればアクセス状況を把握できますし、各種SNSも利用状況を把握するデータを公開しています。アナリスト毎にクリエイティブの分析をどのようにやるかは違うと思います。私はアクセス状況を数字で把握・報告し、クリエイティブに関しては大学時代にユーザビリティの研究していたためその時に培った知識を活用しています。具体的には心理学系の知識(認知心理学)や色彩についての知識(色彩論)人間工学などの知識を応用しています。

PDCA

認知心理学でいうと「マジカルナンバー7±2」などがあります。
人の記憶には2種類あり、20秒~30秒保持可能な短期記憶とほぼ一生保持している長期記憶があります。そのうち短期記憶はチャンク(まとまり)と呼ばれる単位で5~9チャンクの記憶が可能であるといわれています。サイトデザインでもナビゲーションの数を決めるときや、入力項目の適切な数を決めるときに応用できる知識です。
(参考:認知心理学とは)
ブラックボックスとしていた”人がモノを認知する情報処理過程”を知覚、記憶、学習、試行などのメカニズムとモデル化し解明していきます。


■知識の融合にチャレンジ

WEB業界の記事でスキルの広がりに関する話題をよく目にします。また1スキルに偏らない広がりを持ったスキルはどの業界でも求められていると実感しました。

現在私はこれまでの経験と今の環境での経験を掛け合わせて業務ができる状況にあります。当初想定していた知識を変換しツールや知見を駆使した分析にチャレンジすることができるため、クライアントに価値のある報告が提供できるアナリストになるべくさまざまな経験を積んでいかねばと感じました。



*株式会社D2Cソリューションズは2016年10月1日に株式会社D2C dotへと社名を変更しました。