SEO(検索エンジン最適化)でアクセスを増やそう 第2回

SEO(検索エンジン最適化)でアクセスを増やそう 第2回

梅木千世です。

前回から3回に分けて、最近のSEO施策について紹介しています。
第2回の今回は、SEOのために実施できる施策の中から、Wordpressの機能を活用したSEOなどをご紹介していきます。

WordPressの利用

WordPressだから検索エンジンに優遇されるということはないと思いますが、実際のところ、誰が更新してもいいので頻繁に更新できる、また誰が書いても基本的にHTMLの文章構造が正しく書けるという点は、SEO的に有利だと思います。

僕自身が聞いたわけではありませんが、検索エンジン開発部門の責任者の有名な言葉によると「WordPressは、SEOに関する多くの問題を自動的に解決し、SEOの手法の80%~90%に対応するように作られている」のだそうです。

パーマリンクの設定

「パーマリンク」は、WordPressの設定の一つで、WordPressによって生成される該当ページのURLのことです。

デフォルトでは、システム上の値がURLに振られるので、人から見たらおよそ意味不明なものになります。そこで、パーマリンクを活用して、端的に意味の通じる短い言葉でURLを設定するのが良いでしょう。
「http://ドメイン/カテゴリー名/記事名」
のような構造がSEO的には良いとされます。

サイトマップの設置

サイトマップと言う場合、ユーザーに対してサイトの利便性を向上させるために設置するものと、クローラーに対してサイト内のページのURLや、更新日、簡単な説明などを的確に伝えるためのファイルがあります。

後者は、主にXMLで作られます。このXMLで作成されたサイトマップを設置することは、SEO上有効です。ただ手動でXMLを作成するには、XMLの正確な理解が必要なので、自動的に記述してくれる機能を持つツールを使うことが一般的です。

SearchConsole

Googleが提供している無料サービスで、以前はWebマスターツールという名前でした。

  • クローラーから見てサイトに問題が無いか
  • どんなキーワードでページに訪れている人がいるか
  • どこからリンクされているか
  • クローラーにWebサイトを認知してもらう

などの重要な機能があります。

どんなキーワードでユーザーがページに訪れているのか、については検索アナリティクスで見ることができます。検索結果での解析はSearchConsole、ユーザーがWebサイトに訪れてからの解析はGoogleAnalyticsで行います。

SearchConsole

自然流入クエリの計測は困難になってきている

最近の傾向として、Googleはユーザーのプライバシー保護の観点から、個人情報やデリケートな情報を含む検索クエリのデータを「(その他)」にまとめています。

GoogleAnalyticsでは、暗号化されたサイトからの流入はカウントできません。そのため、現在Google検索結果のページがHTTPSになっていることから、GoogleAnalyticsでは自然流入の検索クエリを知ることは難しくなっています。

HTTPS

 

SEO用プラグイン

WordPressでは、様々なSEO用プラグインが公開されています。
自社で開発すると工数がかさむものも多いので、必要に応じて活用していくといいと思います。
今回は、「sitemapの生成」「関連記事の表示」などの機能をプラグインで実装しました。
SEOの要素を全て包括するようなプラグインもありますが、希望通りの出力結果にならないことも多いので、今回はそういったプラグインを使わずに実装しました。

canonical設定

似たような内容の記事が重複する可能性がある場合は、canonical設定で優先するページを決めます。
例えば、ECサイトでは似たような説明が大量に発生する可能性が高い、と言われます。
こういった場合には、優先しないページのhead内に「<link rel=”canonical” href=”(優先ページのURL)”/>」と記述します。

また、上とは少し違う話ですが、ドメインの「www」の有り無し、URLの「.html」の有り無しでクローラーに別々のサイトやページと認識されたり、アクセスが分散されるのはもったいないですよね。このような場合も、canonical設定をしておくとSEO上有利とされています。

さて、第2回は主にWordPressに関係する手法をご紹介しました。

WordPressについては、「見落とすと大変なWordPressの脆弱性への対策」という記事もありますので、合わせてご覧いただければと思います。

そして第3回は、もう少し珍しい方法をご紹介しようと思います。

梅木千世でした。

梅木千世(うめき・ちせ)
取得資格
・Google AdWords認定資格(検索広告/ディスプレイ広告)
・Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)

Googleアナリティクス個人認定資格Google AdWords認定資格

*株式会社D2Cソリューションズは2016年10月1日に株式会社D2C dotへと社名を変更しました。