SEO(検索エンジン最適化)でアクセスを増やそう 第1回

SEO(検索エンジン最適化)でアクセスを増やそう 第1回

ご無沙汰しております。
梅木千世です。

先ごろ、D2Cソリューションズでは電通デジタル様と共同でWordPressを利用したメディア情報サイトを制作しました。
WordPressを活用した頻繁に更新できるスタイルのサイトは、ユーザーに有益な情報を発信するのみではなくSEO的にも有効です。
今回制作したサイトには、電通デジタル様と共に、様々なSEO知見を盛り込んでいます。

そこで今回は、全3回に分けて、最近のSEO施策についてご紹介していこうと思います。

SEOとは何か、というような内容は他に多々サイトがあるので、このページでは割愛します。
まず、そもそもSEOの評価はどのように決められるのか、から始めたいと思います。

SEO施策の基礎知識

まずは、SEOの目的となる検索順位を決める要素からご説明します。

検索クエリ

ユーザーが自然に検索する単語や一連の言葉を検索クエリと呼びます。
検索エンジンに対しユーザーが問い合わせた言葉です。

ページランク

ページランクのランク付けは、学術論文における価値基準の考え方に似ています。
価値の高い論文は多くの人によって引用されるので、被引用数が多くなるとされています。
また、別の考え方として「被引用数の多い論文から引用されている論文は重要度が高い」とする考え方もあります。
これらをWebサイトにあてはめると
多くのユーザーやWebサイトからのリンク、評価のあるサイトは、それだけ価値が高いサイトであろう
ということになります。
ただし、リンク集のようなページは、リンク先のWebサイトの価値を表しているとは言いにくいので、あまり価値がありません。

クローラー

インターネット上を回遊して、様々なサイトの画像やテキストを収集して検索エンジンのデータベースに送るプログラムをクローラーと呼びます。Bot、ロボット、スパイダーなどとも呼ばれます。
基本的にSEOは、このクローラーにいかに情報をうまく伝えるか、ということに着眼します。

ターゲットキーワード

SEOで目的とするキーワードです。
SEO施策では、どんな言葉で検索している人にWebサイトを見られたいか、ということをまず決めます。
なんとなく多くの人を呼びこむ方が良いと思われがちですが、Webサイトにはそれぞれ目的があるので、キーワード選定の時点でユーザーを絞る方が良いケースが多いです。
例えば、ポロシャツしか売っていないサイトで「夏物衣料が充実!」と間口を広げても流入は無駄になりますし、短パンを求めてきたユーザーはガッカリしてしまいます。
ターゲットキーワードが店舗名となるか、業種になるか、業種+地域か、などにより後述するtitleやhタグの文言が変わっていきます。

内部施策と外部施策

SEO施策は、内部施策と外部施策に分けられます。
外部施策についてはスパム行為と見なされると、上昇どころかペナルティを受けてしまう可能性があるため、慎重な運用が必要です。
以前は、外部施策というと大量の被リンクを作ることにウェイトが置かれていましたが、現在は大量の被リンクにはあまり効果が無く、SEO業者が商材に合わせて被リンクするWebサイトを選定してくれないと、逆効果となってしまいます。(一概にすべてを無意味とか逆効果とは言えませんが。)
内部施策については、次項で詳しく紹介していきます。

スマートフォンでの検索

標準的なSEO対策

まずは基本的なことから紹介していきます。

title、h1の設定

この2つはページのテーマを伝える重要な要素になります。
システム上、検索結果ページでは一定文字数を超えると「…」に変換されてしまうため、titleとh1が長くなりすぎると、検索結果に全てが表示されないということになります。
そこでSEOでは、ターゲットキーワードを入れた”端的に説明する文章”の形にするとよいとされています。
さらに、ユーザビリティ的には、それが探しているページだとひと目でわかるとよいでしょう。
方法論的には、「言いたいことほど文頭」となります。
例えば生花店ABCが銀座地域の店舗だったとすると
「銀座の生花店 | ABC」のように、固有名詞が後になります。
この順番にする方が、検索エンジンの情報収集ロボットであるクローラーに、狙った検索クエリについて書かれているページだと認識されやすいと言われています。
タイトルのどの位置にキーワードを入れるかによって、順位が変化することもありえると思います。

h2以下の見出しタグを設定

h1の後は、中見出しにh2、中見出し以下にh3、h4を設定していきます。
前述の2つよりは重要度が下がります。
タイトルの最初のほうにターゲットキーワードを入れるのがコツとなるのは同様です。

SEOのソースコード

meta設定

meta(メタ)設定とは、ここではdescription、keywordの2つのmetaタグのことです。
title、h1と比べて重要度が下がるのですが、無いよりあった方がよい要素になります。
titleと合わせて「T(itle)D(iscription)K(eyword)」と呼ぶこともあります。

装飾、機能はできるだけ外部ファイルに

Webサイトのコードは、クローラーにとって読みやすい形式になっている方が、クローラーに意図した情報を正しく伝えやすくなります。。
従ってCSS、Javascriptなどの外部に置けるファイルは、できるだけ外部の方が望ましいです。(とはいえ、jQueryプラグインなどで内部に置かざるをえない場面も多々ありますね。)

imgタグのalt属性、title属性

特にリンクのある画像の場合、alt属性の記述があることが望ましいです。
もし画像が意味の無い飾り要素であっても、空のaltをつけると「意味が無いという意味」の画像になります。
とはいえ、膨大な画像に一つ一つ挿入するのは手間なので、WordPressプラグインや特定のソフトウェアで補助してもらうことも可能です。
さらに、デザインやユーザーの利用ケースによっては、title属性をつけて行き先を明示してあげたほうが、ユーザーに親切な場合もあると思います。

文字リンクにキーワードを

imgタグの件と同じことですが、アンカーテキスト(aタグの設定されているテキスト)にキーワードを含めることは、SEOにおいて有効とされています。
ただのボタン画像では、何についてのリンクが押されたのかクローラーにはわかりませんが、文字列リンクがクリックされた際には、クローラーに何についてのリンクがクリックされたのかを伝えることが可能です。

頻繁なコンテンツ更新

最近のWebマーケティングでは、コンテンツマーケティングと呼ばれる手法が話題にあがっています。
SEOにもマーケティングにも通じる話ですが、読み物として面白い、もしくは読み手に有益な読み物は、SEOでも価値があります。面白ければアクセスやリンクが増えますし、滞在時間も伸びます。また、同じ事柄に関する情報は、新しいほど価値が高いとされます。

 

さて、第一回基本編はこのあたりで終了となります。
第2回、第3回を通して、あまり知られていない手法も紹介していきますので、引き続きご覧いただければと思います。

梅木千世でした。

梅木千世(うめき・ちせ)
取得資格
・Google AdWords認定資格(検索広告/ディスプレイ広告)
・Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)

Googleアナリティクス個人認定資格Google AdWords認定資格

*株式会社D2Cソリューションズは2016年10月1日に株式会社D2C dotへと社名を変更しました。